あたしは、悪魔と契約しました。
すると、パソコンは勝手に動きだす。


それと同時、走馬灯のように記憶が鮮明に思い出される。


あたし、、、


あたしは、悪魔の子。


震える体、溢れ出す涙。


全ての記憶のピースが、、、埋まる。


「さく、、、ら」


そして自然に咲良の名が、口から零れる。


震える手で、パソコン画面をスクロールする。


そこには綺麗にまとめられた、フォルダがズラッと並ぶ。


そして、”千尋へ”と書かれたフォルダがあった。


あたしはそのフォルダをクリックし、開いた。


文字がズラッと並ぶ、文章。


それは、咲良があたしに宛てた文章たちだった。

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