あたしは、悪魔と契約しました。
「いつもここに居て、お前「未成年」って、嘘じゃねぇの?」

「、、、どうして、それが嘘になるの?」

「普通、学校とか行くだろ」


学校なんて、1度も行ったことない。


ランドセルを背負ってる小学生を見て、何度、、、


いいなぁ。


そんな言葉を、呟いたことか、、、


それでも、あの家であたしは生きてないから、、、


学校に行きたい。


そんな言葉を、あの人たちに言えなかった。


もし言って、家から追い出されたら、、、


あたしは本当に、生きていけなくなる。


だから、1度もあの人たちに言わなかった。


少しでも、自分の居場所を確保するために、、、


それしか、方法が、、、なかった。

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