あたしは、悪魔と契約しました。
お嬢様の知らない世界。って、、、


あたしは、お嬢様でも何でもない。


でも、、、知りたい。


見せてやっても、いいぜ?


その言葉に、あたしの心は、、、動いた。


あたしはその場から立ち上がり、男の後を追った。


これが、、、始まりだ。


「あたし」と言う、歯形がピッタリと合い、全ての歯車が狂い出した。


その歯車は、止まることを、、、知らない。


そしてゆっくりとだが、確実に、、、カウントダウンを刻む。


そのカウントダウンに気付く者は、、、誰1人として、居なかった。


あたしが、、、1番早かったのかな?


そのカウントダウンに、気付いたのは、、、


その時には、もう、、、遅すぎた。

< 31 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop