あたしは、悪魔と契約しました。
あたしの真っ暗な闇に心に指す、一筋の光を、、、失いなくなかった。


この光を失ってしまったら、あたしの心には2度と、、、


光なんて、差してくれない。と思ったから、、、


あたしはそっと、哲也の胸を押し、、、


「まだ、大丈夫」


少しでも、安心させるように、、、笑って見せた。


上手く、笑えていたか?わからない。


だって、、、生まれて、初めてだったから、、、


そして、あたしは、、、


人が笑う理由を、知った、、、気がした。


人が笑うのは、自分のためじゃなく、、、


誰かのため、なんだ。


誰かを、安心させるために、、、笑うんだ。


哲也は、そんなあたしのことを、、、


どんな風に、見つめていたの?

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