You are my treasure.
君に出会う前
「ねえ、俺の女なんだからヤらせろよ」
綺麗な顔立ちをした男が
僕に跨がり息を荒くする。
汚い。
「ごめん、気分じゃない。」
冷たく言い放ち真顔で見る。
徐々に顔が歪み押し倒した時に
掴んでた僕の手首に力を入れる。
嗚呼、生き地獄が始まる。
ソっと目を閉じると同時に
頬に鋭い痛みが走る。
彼はカズキ。
1つ年下の僕の彼氏。
見ての通りDV野郎。