『好き』と伝えるのは難しい





ー物置小屋前



ートントン



瑠夏『どうぞ。』



瑠奈『ほんと、瑠夏って邪魔。私の前から消えてくれないかな?』



瑠夏『何で急に………。』



瑠奈『あんたさ、桂木翼と栞菜さんに会ったんでしょ?』



瑠夏『会ったというか、翼さんとは学校行く途中にぶつかっただけで、栞菜さんとはバイト先に研修生として入ってきたから仲良くなっただけで………。』



瑠奈『うるさい。うるさい。うるさい。あんたなんて、生まれてこなければよかったんだ!でも、もういいや。ママとパパに頼んで明日からあんた監禁してもらう約束してかたから。逃げたかったら逃げればいい。その時は、私自身であんたを消すから。消えるのが嫌なら大人しくここにいることね。』



そう言って、瑠奈姉は出て行った。



私は、これまで色々耐えてきた。でもさ、もう疲れちゃった………。





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