『好き』と伝えるのは難しい
栞菜『あんたはそれでいいの?瑠奈ちゃんのこと好きだったんじゃないの?』
翼『好きねぇー。あぁ、好きだったよ。』
栞菜『じゃぁ、結婚式どーすんの?婚約者の名は伏せてあるけどあんなに目立つ婚約発表しといて…。あんたは誰と結婚する気なのよ?辞めるなんてなしよ?結婚式は12月20日なのよ?結婚式までもう三ヶ月、切ってるじゃない!』
※今日は9月30日です。
翼『本郷梨華こと堂本瑠夏とだ。』
栞菜『えっ?はっ?』
翼『俺が調べた情報によると、俺は、元々瑠奈の妹の次女、堂本瑠夏と結婚するはずだったんだとさ。でも、姉の瑠奈と妹の瑠夏との間に何かあったんだろう。そこまで詳しくは書いていなかった。』
栞菜『まー、わたし的に梨華ちゃん、、、瑠夏ちゃんがあんたの嫁になるなら大歓迎よ!堂本財閥とは関わっちゃうことにはなるけれど。でも、あんたも瑠夏ちゃんもそれでいいの?』
翼『俺はいい。実際、瑠奈とは小さい頃の初めてのパーティで一目惚れしただけだ。でも、その初めてのパーティだけは、瑠夏が瑠奈になりすましてたんだ。だから、俺の初恋は瑠夏だったんだよ/////。まー、2回目にあった時に何か違和感を感じてたのはこのことだった。』
栞菜『へぇー。そうだったんだー笑。こうやって、あんたの恋話聞くのもありかもね♪楽しいし!』
翼『は?もう二度と恋話なんて姉貴にしねぇから!』
栞菜『てっ、ゆうか、瑠夏ちゃんがいるんだからもう恋はしないでしょ?笑』
翼『うっせぇー。』