『好き』と伝えるのは難しい
翼『瑠夏は覚えてないかもだけど、小さい頃初めて主席したパーティあったじゃん?俺の勘違いかもしれないけど、あの時の瑠奈は瑠夏何じゃないか?』
瑠夏『…よく分かったわね。』
翼『いや、つい最近までは瑠奈だと信じていた。でも、何か日々一緒にいるにつれ雰囲気が違うことに気づいてさ、本郷梨華って名を調べていくうちに梨華のことが好きになった。でも、瑠奈と思い込んでいた瑠夏のことが裏切れなかった。だが、梨華は瑠夏だったんだな。』
瑠夏『…う、ん。』
翼『瑠夏は俺のことどう思ってる?』
瑠夏『………私は、翼くんのこと優しくて親切な人だとって思ってる。』
翼『それ、本音?』
笑え、私。笑って『うん!』って言え。
瑠夏『ほ、本音だよ?』
『うん!』って言えなかった………。