恋も試合も全力で!


「あたしたちって、付き合ってもう1年経つじゃない? それなのに、裄何もしないから、あたし魅力ないのかなって…」


そう言って裄を見ると

顔を真っ赤に染めていた。


「ゆ、ゆき?」

「何言ってんだよお前…」


恥ずかしそうに呟く裄。

相変わらず顔は真っ赤で、あたしと目を合わさない。


「ご、ごめん……」


引いた…よね?

不安になったあたしは

少ししょげながら謝った。




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