恋も試合も全力で!


そして。


「俺もさ、浅海とずっと一緒にバドして、すげー楽しかった。
浅海だけじゃない。みんなとバドできて良かった。
槇は、最高のパートナーだよ」


裄の言葉に、あたしは涙が止まらなかった。


みんなが同じように思ってて、すごく安心したし、嬉しかった。

仲間だって思ってくれてて、良かった。


「みんなっ、大好き……」


泣きながら言うと、満面の笑顔を見せてくれた。


「浅海、泣き止めー。お前泣きすぎだから」

「だってぇー…」


呆れながらも、裄は頭を撫でてくれた。


どうしても、涙が止まらない。

嬉しすぎて、止まらないよ…




< 420 / 463 >

この作品をシェア

pagetop