恋も試合も全力で!
そして。
「俺もさ、浅海とずっと一緒にバドして、すげー楽しかった。
浅海だけじゃない。みんなとバドできて良かった。
槇は、最高のパートナーだよ」
裄の言葉に、あたしは涙が止まらなかった。
みんなが同じように思ってて、すごく安心したし、嬉しかった。
仲間だって思ってくれてて、良かった。
「みんなっ、大好き……」
泣きながら言うと、満面の笑顔を見せてくれた。
「浅海、泣き止めー。お前泣きすぎだから」
「だってぇー…」
呆れながらも、裄は頭を撫でてくれた。
どうしても、涙が止まらない。
嬉しすぎて、止まらないよ…