私の恋は見ているだけの恋

私はいつも遠くから見ているだけですが…


素敵な感情に支配されることが嬉しくてたまりませんでした。


そんなことを思っていると、男の子が私に気づいて近寄って来ました。


「またお前か?夜は危ねぇぞ。」

そう言ってくれる優しさについ目がうるっとしてしまいました。


そして男の子は言葉を続けました。

「ま、俺も危ねぇか」


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