もう一度、あなたと
「香澄…おい!しっかりしろ!」


「ゆ…優……ッハァッハァッハァ…」


「どうしたんだ?過呼吸だな…」


優は袋をとって口に当てる。


「優…優……私…」


「ん?」


「心臓疾患なんてあった?」


優は一瞬ビクッとしたが、


「ないと思うけど…」


と答える。


「なんか、戦争してる時代に走って喘息と心臓発作なる夢見たの。」
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