もう一度、あなたと
目が覚めると車のなかにいた。


「ゆう…おはよ」


「あ、目覚めた?今、病院向かってるから…」


「ごめん…なさい」


「いーの、大丈夫!」


なんか、からだがすごい重い気がする。


気のせい?


意識がフワフワしてて………


「怠いか?」


「うん、少し…」


「いや、相当怠いはずだけど…39.8℃の香澄さん?」
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