もう一度、あなたと
「わかってます!」


「柚とか、いないのかなー」


「居そうですね…早く会いたいっスね…」


「あのとき、柚をおいて僕はアメリカ兵に殺されたんだよなー」


「俺は…柚の死をみました。」


「ほんと?」


「あのあと柚は酷い心臓発作で気を失って、


 三ヶ月ぐらい目を覚まさなかった。


 起きたときに、『真歩斗に会いたい、ねぇ、潤さん、何処にいるの?』


 って言ってた。


 いないよ、もう、死んだんだよっていったら、」
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