もう一度、あなたと
ズキン…


あわてて下を向く。


「また、教えてあげるから」


「うん………また…ね」


そういって、消えていった。


「香澄?何いってんだ?」


「ん?」


あの痛みは徐々くなくなってく。


「誰?とか言ってたじゃん」


「や、何でもない。」


私たちは再びあるきだした。
< 134 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop