もう一度、あなたと
「うん?」


「あなたはなんでここに来たのか、


 それは、あるものを思い出してほしいのと、


 自分の命を助けてほしいの。」


「うん…」


「あの子を…助けたいと思う?お姉ちゃんは」


「助けたい。だって、まだ青春真っ只中って感じだから。」


なら、あの子の体のなかに入ってね?


そうしたら、もとの世界に戻れるはず。」


「そうなんだ…」


「じゃぁ、行ってきて?また、後でね!早く会えますように!」
< 159 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop