もう一度、あなたと
連れていかれると、祐介くんにすぐに見てもらって、


吸入気をもらった。


「これで香澄さんも安心ですね…なくなる頃にはいってくださいよ?」


「はいー」


逃げるように、診察室を出た。


「どうだった?」


「ひゃぁっ!」


「ごめんごめん…僕だよ」


「あ、優先生…ごめんなさい。吸入、もらいましたよ」


「あ、よかったね…」


なんで……こんなに過保護なの?
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