もう一度、あなたと
「無理…」


「ほら、あーん」


口に入れられたケーキ。


もう、我慢できないや…


「ごめん、トイレいってくる」


急いでトイレに駆け込んだ。


「ゲホッゲホッ…オエッ……ッゲホッオエッ…」


すると、背中を優しくさすってくれる手があった。


「もう、出ない?」


「出そうで…出ない……オエッ」


吐き気があるだけで…出ない
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