もう一度、あなたと
とお姫様だっこ…


「ほら、ちゃんと休んどけよ…」


といって寝かされたまま…


「優…」


「どうした?」


「ハンバーグ、食べてて…」


「わかった!食べるね」


「うん」


わずかに見える優しい優の顔を見て、


不安が溶けて、


そのまま意識を手放した。
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