偽りの愛に溺れる。

白岡琴菜、20歳の大学生。
隆志さんとあたしはセフレ。
月に2、3回体を重ねる。


隆志さんは28歳で、バイト先の会社で働いているサラリーマンだった。
あたしは大学の学費を稼ぐため、バイトを掛け持ちしていたんだけど、過労で倒れてから、隆志さんが病院で

「無理するな。お金なら何とかするから」
って言ってくれて、バイトを辞めて隆志さんにお金を頼るようになった。

でも、何もしてないのにお金だけ貰うのはなんか悪いから、
「何かお返ししたいです」
って言ったら、
「琴菜の体が欲しい」と言われて、あたしと隆志さんはセフレになったんだ。



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