偽りの愛に溺れる。

「琴菜、待って!」

「え?」
私、なんか忘れ物してたっけ?
すると、隆志さんが急に私の頬にキスをした。

「またな」

「は、はい……」

隆志さんの家を出た後も、しばらく私の頬は熱を帯びて熱いままだった。


< 40 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop