偽りの愛に溺れる。
その後、私は隆志さんの部屋に連れていかれた。
抱きしめられて、私をベッドに押し倒した。付き合ってから、するのは初めて。
「優しめにお願いします」
「分かってるって」
隆志さんが私の服をゆっくりと脱がす。
前はもっと手早かったのに、隆志さんも緊張してるのかな?
そう思うと安心した。
もう片想いの時のように辛くて泣いてしまう不安は無い。隆志さんの気持ちが伝わってくるから。だから私も伝えよう。
「隆志さん、大好き」
「俺も大好きだよ」
そして私と隆志さんは一つになった。