鈍感な2人



「でも、おまえが今日とった行動は、まるで大事な人を守る何かかなんかだと思ったぜ?」

「うむ、金森君は大事なクラス委員だが。そう言うことではないのか⁇」

「まーそう言う感じよりは、どっちかって言うと、彼女が倒れた。的な感じだったなぁ。」

「うむ。ん⁇よく分からんなぁ…。」

「それにあの時、おまえが動き出すと同時に何人もの男子が駆け寄って行ったのに、おまえは誰にも託さなかったろ⁇」

「は⁇誰も来なかったではないか?俺はおまえ達を見下げたのだぞ‼︎」

「お前ってさぁ、もしかしてそん時周りきちんと見えてなかったんじゃね⁇」
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