鈍感な2人
検証〜告白〜
次の日は月曜日なので登校日。
クラスに着くなり、相沢君がやって来た。
友達と一緒に…。
「金森君、友達に聞いた所、検証をしてみてはどうかと言う話しになった。」
「なんの検証だね⁇」
「昨日の続きだよ。」
「なぬ⁇まだ続きがあったのか‼︎」
「どうやら恋人になる前に、告白なるものをするらしいのだ。しかも好きな相手にだそうだ。居ない場合は、されるのを待って、オッケーすれば良いそうだ。」
「そうなのか。しかし、相沢君はモテるからすぐに相手がみつかろうが、私は見つからないので、今回は検証する側に回ろう。」
それを聞きつけた相沢君の友達が一言。
「それじゃぁ、俺なってやろうか?相手。」
「…これは告白と言うものなのか?」
「まぁ、そんなとこかな。」
「うむ。了解した。相沢君、どうやら私はもう相手が決まったらしい。」
「では、俺も早く探さなければなるまい。」
「頑張りたまえ‼︎」
「そちらも健闘を祈る。」