鈍感な2人
検証〜手つなぎ〜
「そんなことより相沢君。次の検証に移らないかね⁇」
「うむ。そうだな。では、次は、手繋ぎに挑戦しよう。」
「うむ。」
私と相沢君は手を繋ぐ。
「何やらこっぱずかしくなってきたぞ⁇まるで、保育園時が遠足にいく時のような感覚ではないか⁉︎」
「うむ。これも一つの恋人としてのスキンシップらしいのだが…。イマイチ良さ後分からぬ。」
「うむ。俺にも全く分からぬ。」
「そうであろう⁇」
「ただ、金森君が高野と手を繋ぐのは何故だかやたらと腹が立つのだよ。」
気がつけば、いつ間に来たのか反対側の手を高野君が握っていた。