みすみの花が開くとき
「あ、僕、高杉先輩、放って来ちゃった」
そう言えば、ミツカン部長も居なかったな。
「…あたし、顔も出してない…」
「…戻ろっか」
「…うん」
屋上を降りる。
「高杉先輩、怒ってるかな?」
「…多分、大丈夫だと思う。…高杉先輩、優しいから」
さっきも、そんな事言ってたな。
何か、有ったのかな?
あ、そうだ。
「ねぇ、花月さん」
「…なに?」
「美味しい紅茶を出す所を知ってるんだけど、行かない?」
雪の瞳は目に見えて輝いた。
「…あたし、紅茶好き」
「じゃ、決まりで」
あっさり誘えちゃった。
意外。
でも、友達感覚なんだろうなぁ。花月さんは。
まぁ、いいか?
花月さんと二人っきりだし。
そう言えば、ミツカン部長も居なかったな。
「…あたし、顔も出してない…」
「…戻ろっか」
「…うん」
屋上を降りる。
「高杉先輩、怒ってるかな?」
「…多分、大丈夫だと思う。…高杉先輩、優しいから」
さっきも、そんな事言ってたな。
何か、有ったのかな?
あ、そうだ。
「ねぇ、花月さん」
「…なに?」
「美味しい紅茶を出す所を知ってるんだけど、行かない?」
雪の瞳は目に見えて輝いた。
「…あたし、紅茶好き」
「じゃ、決まりで」
あっさり誘えちゃった。
意外。
でも、友達感覚なんだろうなぁ。花月さんは。
まぁ、いいか?
花月さんと二人っきりだし。