みすみの花が開くとき
…目が醒めたのは次の日。

三日目の朝だった…。





あたしは寝かされてて、枕元には、紅葉ちゃんと閑ちゃんが居た。

二人は、総兄ぃ達を呼びに行った…。





あたしは、一人残された部屋で、昨日の出来事を思い出してた…。





まだ、信じられなかったの…。

…矢追くんが、あんな事するなんて…。

…総兄ぃの友達だし、…優しかったし…。





…信じてたのになぁ…。





…でも、嘘だったのかなって。

優しくしてくれたのは、油断させるためだったのかな…。


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