みすみの花が開くとき
…矢追くんは、飛び退いた。

その隙に…、あたしは大声を出した。

矢追くんは…、あたしを殴った。





聞こえてくる、たくさんの足音…。





その後は、また、前の日と同じシチュエーションだった…。





…信じてたのになぁ…。





閑ちゃんに、ほっぺたを撫でられて、…あたしは…自分が泣いてる事に気付いたの。





…あぁ、あたし…、泣いてるんだなぁって…。


< 149 / 307 >

この作品をシェア

pagetop