みすみの花が開くとき
「うちの妹ったらさぁ、せっかく、かわいいの顔してんのに、男の子苦手でさぁ。
ま、いい機会だね」
「そうッスか」
男が苦手な人って、結構居るんだなぁ。
なにが『いい機会』なのかは判らないけど。
「ま、近衛君も気に入ると思うから!」
「そうッスか」
「反応悪いなぁ。
ま、いいや。紅茶、美味しかったよ!」
抱きつかれる。
「りひぃんさんっ?」
あ、裏返った。
凜が離れる。
「あはは。近衛君、真っ赤だね」
「…でしょうよ」
「妹には、こんな感じだけど」
「僕は男ッスよ」
「君ってなーんか、弟っぽいなぁ」
子供扱いか。
…ん?
…既視感が有るなぁ。
ま、いい機会だね」
「そうッスか」
男が苦手な人って、結構居るんだなぁ。
なにが『いい機会』なのかは判らないけど。
「ま、近衛君も気に入ると思うから!」
「そうッスか」
「反応悪いなぁ。
ま、いいや。紅茶、美味しかったよ!」
抱きつかれる。
「りひぃんさんっ?」
あ、裏返った。
凜が離れる。
「あはは。近衛君、真っ赤だね」
「…でしょうよ」
「妹には、こんな感じだけど」
「僕は男ッスよ」
「君ってなーんか、弟っぽいなぁ」
子供扱いか。
…ん?
…既視感が有るなぁ。