みすみの花が開くとき
初めて見た時は、一瞬、聡兄ぃかと思った。

でも、すぐに、違うって判って、逃げちゃった。





それから知り合って…。





ごめんね。

あたし、貴方の姿を聡兄ぃに重ねてた。

貴方の事を、ちゃんと見てなかった…。





…でも、いつの間にか、貴方を好きになっていた…。

きっかけなんて、覚えてない。

貴方と接しているうちに、いつの間にか好きになっていた…。



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