みすみの花が開くとき
「君さ、花月ちゃん目当てで入部したでしょ」
僕、隠し事とか出来るかな?
「はいッス」
遥は溜息をついた。
「ん、素直でよろしい。でも、入部したからには、やる事やってもらうよ」
「はいッス」
まぁ、そりゃあ。
遥は親指で扉を指した。
「先輩命令。
花月ちゃんを迎えに行ってきなさい」
「…はい?」
いいんスか?
「やる事はやってよね。
それとも、なに?先輩の言う事が聞けないの?」
「あ、いえ…。部活は?」
「君らが戻るまで、私とミツカンでやるから。どーせ、君なんて居なくても、大した損は無いし」
う。
突き刺さる事実。
「遥の命令だけじゃ足りねぇか?部長命令、足すか?」
「…あ、いえ。…行って来ます!」
放送室を出る。
あ、顧問って、誰?
僕、隠し事とか出来るかな?
「はいッス」
遥は溜息をついた。
「ん、素直でよろしい。でも、入部したからには、やる事やってもらうよ」
「はいッス」
まぁ、そりゃあ。
遥は親指で扉を指した。
「先輩命令。
花月ちゃんを迎えに行ってきなさい」
「…はい?」
いいんスか?
「やる事はやってよね。
それとも、なに?先輩の言う事が聞けないの?」
「あ、いえ…。部活は?」
「君らが戻るまで、私とミツカンでやるから。どーせ、君なんて居なくても、大した損は無いし」
う。
突き刺さる事実。
「遥の命令だけじゃ足りねぇか?部長命令、足すか?」
「…あ、いえ。…行って来ます!」
放送室を出る。
あ、顧問って、誰?