伝えたぃ想い





「..残念だけど..
高校のうちは運動諦めて。」












突然告げられた
運動禁止。


最初は信じられなくて
何度も医者に確かめた。






「そんなの嘘ですよね!?
リハビリとかすれば....」



だけどいつも返ってくるのは

「残念だけど...」

と言う言葉と
首を横に振るしぐさ。








そして必ず最後に
釘を刺されるんだ。











「もし無理に運動しようとしたらそれこそ一生...運動ができなくなってしまうよ..?」










絶望した...


サッカーは俺の生き甲斐で

これから来年の最後の大会に
向けてチームみんなで
頑張っていくつもりだったのに...


その最後の試合も
出れねぇのかよ....











「くそぉ....!!」






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