伝えたぃ想い
ある日の放課後.
私は雅人が
グラウンドに一人で
立っているのを見つけた。
今日確かサッカー部は
オフのはず...
「雅人...」
ボールをもって
一人佇んでいる雅人を見て
涙が溢れた。
辛いよね?
私なんかより何倍も..
もうあなたに迷惑をかけたくない。
だから
せめて私があなたのために
できるコトをするから..
どうか神様。
雅人の体を治してあげて下さい。
私はそのためなら
どんな我慢もします。
辛いコトにも耐えます。
手をギュッとにぎりしめて
空に祈った。