伝えたぃ想い


大和の話を聞いて
一日中頭から神崎さんのコトが
離れなかった。


「らしくね-。」


ボソッとつぶやき
頭をかいた。



「どしたの?」



バッと顔をあげると


「大和に佐々木さんに..神崎さん!?」


「ボーッとしちゃって..
もしかして桜井君風邪ひいちゃった!?昨日私のせぃで濡れたから..」



「ちッ違う違う!ただボーッとしてただけ。」


「よかったぁ〜..」


微笑む彼女に
不覚にも見とれてしまった。



...??


「なんでみんな俺の席に集まってんの?ってか今何の時間??」


















『ぶッ!!!!!アハハハハ!!』




は?は!?


「何?どゆこと??」



「も-!!大和君て天然?」


「お前..部活ん時はめちゃめちゃ真剣でまわり見えてね-のに..ぁはは!!!」




「??」


「今はホームルーム!!
遠足の班決め!」




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