伝えたぃ想い
一通りまわった私達は
休憩をとるコトにした。
「ジュース買ってくるから座って待ってて?」
「ぁりがと☆」
雅人の姿が見えなくなった途端
ふぅ――って力が抜ける。
ぁ..私緊張してたんだ。
久しぶりに2人で会ったからかな?遠足以来だもんね..
「ママ―――――!!」
いきなりの大きな声に
思わずびっくりしてしまった。
そこには
まだ幼稚園くらぃの
まるでお姫様みたいな
可愛い女の子。
すごい勢いで泣いている。
迷子...だよね??
「大丈夫??愛里ちゃん?」
私はとっさに女の子の背負っていたリュックサックについている名札を見た。
「..お姉ちゃん..なんで愛里のお名前知ってるの?」
手で目をこすりながら
上目使いで私の方を見てくる。
―――――ぎざかわゆす!!!!
「お姉ちゃん魔法使いだから愛里ちゃんのお名前わかっちゃったんだ☆」
そういって、雅人がいつも
私にしてくれるよぅに
愛里ちゃんの目の前にしゃがんで
頭を撫でてあげた。
それにしても,
魔法使いはちょっと臭かった?(笑)