伝えたぃ想い


「ぇ..!?//」


私が返事する隙も与えず
雅人は口に水を含みキスをする。




「..んッ」


口の中に入ってくる冷たい水と
唇から伝わる雅人の熱で
酔っちゃぃそう..


最初は少しずつ入ってきた水も
雅人にコントロールされて
勢いよく入ってくる。




今にも崩れ落ちそうな私を
雅人の左手がしっかりささえてくれていた。



「..はッ..」


唇が離されたと思ったら
次は深い口付け。


最初はまるで包み込むような
優しい優しいキス。



そして角度を変えながら
完全に私の舌を雅人が捕らえる。



「葵ダイスキ。」




「...今なんて?」


「だから―大好き。」


だって初めてだよ?
雅人が私のコト好きって言ってくれたの。
どんなに優しくされても
ホントに欲しかったのはこの言葉。



「もぅ一回言って?」


「は?ヤダよ///」


恥ずかしがり屋の雅人君に
言わせるのはかなり難しいみたいです(笑)




「雅人大好きッ!!」



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