伝えたぃ想い
扉を開けてもらったのは
間違いだったかもしれない。
葵のぐしゃぐしゃの
泣き顔を見たら
理性が抑えられなくなって
本能のままにキスを繰り返した。
「やめ..てッ」
必死で俺の唇を拒もうとする。
でも逆にそそられてしまぅ。
「ヤダ。やめなぃ。」
止められねぇよ..
「こんなの...嫌..だよ。」
「..!」
俺の腕の中で
小さな体を震わせて
まるで消えてしまいそうな声で呟いた。
「...ごめん。」
理性が消えた瞬間だった。