君との距離は1メートル 【完】
可愛い愛巳のため、文化祭で色々作戦を練らなければ!!!
とりあえずお風呂につかりながら考えることにしよう。
「お母さん!お風呂入るね!」
階段を光の速さで駆け下りていいと言われる前に浴場に駆け込んだ。
とりあえず、光君に文化祭に来てもらえるように今日頼まなきゃ。
私は少し熱めの湯船につかりながらあれこれ考える。
文化祭の日はたまには愛巳も髪型とか変えて、お洒落して……
そんな可愛い愛巳をみたらきっと光君は喜ぶ。喜んでくれる。
パチン!!
と、頬を両手で挟み
気合いをもう一度入れなおした。
「光君と愛巳ラブラブ作戦だっ!」
ネーミングセンスはさておき、私はまた高速で頭を洗った。