君との距離は1メートル 【完】
「そーよー。ご飯位できるでしょ?洗濯物は無理してやんなくていいから。
なんかあったら隣に光君がいるんだから協力してもらいなさいね」
ベーコンを焼きながらのんきな声でお母さんは私に言った。
「ひ、光君と?!」
「え?仲悪いのあんたたち!?」
驚いた目でコッチを見るお母さんにブンブンと首を振る。
「違うよ!別に仲悪くないよ」
「なら、いいでしょ」
っ〜〜〜も〜〜全然良くなーーい!!
私の気持ちも知らないで!!
プリプリ怒りながら朝食を食べ終わり
「ごちそうさまっ!!」
と乱暴に言い放ってカバンを取りに部屋に行く。