君との距離は1メートル 【完】
従業員の人達は床や壁が傷つかないようにマットを所々につけながらついにダンボールを運んできた。
「このベッドーどこに運びますかぁー?」
外からお兄さんの声が聞こえたのでサンダルを履いて外にでる。
ベッドを使ってるのは私だけだから、もちろん私の部屋に運んでもらう。
「それ、2階の1番奥の部屋にお願いします」
トラックのそばにいたお兄さんに声をかけてぺこりとお辞儀をする。
「わかりました!配置する場所とかも知りたいので一緒に来てくれるかな?」
「はい!」
ベッドを縦にして4人の従業員さんが運ぶ。それに私は後からついてくるけど…かなり大変そう。
なんだか申し訳ないな…。
やっとのこと部屋に運び終え、今度は配置してもらう。