君との距離は1メートル 【完】






帰ったら、光君に謝ろうか。



愛巳に電話しようか。







手をつけていかなければいけないことは沢山あるけど、順序を間違えないようにしなきゃ。


もう弱い私じゃない。



奏子から元気をもらった。




私は足取りも軽く、家までスタスタと歩いた。























「杏奈……好きだよ」















あの子が
小さく呟いてたことなど知らずに。









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