君との距離は1メートル 【完】



「さーて、帰るか」



「うん」




西日が刺す夕暮れ時、私達は歩き出した。


私は須藤君の三歩後ろを付いてく。






夕日に照らされて背中が真っ赤に染まってる須藤君。





「ありがとう」



その言葉をそっと小声で背中に向かって呟いた。








「どういたしまして」










と須藤君が言ってたなんて

そんな事、私はしるよしもなかった。











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