君との距離は1メートル 【完】
「やっぱりここだよね〜〜〜!!」
全部の部屋を見てから、ベランダのある日当たりのいい部屋を選んだ。
もう一つベランダのある部屋があったけど日当たり良好すぎて昼寝したら焼けそう…。
ガラッと窓を開けてベランダにでる。
「うわぁ〜〜!!」
風が吹いて髪が乱れるが気にしない。
前には林を通り越して少しだけ海が見えた。すっごく良いお部屋を手に入れてしまったのかもしれない。
綺麗な景色に満足して部屋に戻ろうと後ろを向く。
が、
またバッッと勢いよく後ろを振り向く。
「うわっ!!」
ビックリしすぎて変な声が出てしまった。