不良恋愛


竜也「お待ちどうさん。」


さ「わ~!美味しそう!」


り「いただきます!」




冷たいアイスが暑い口内に入ったときの幸せといったらなんのって。





竜也「上手いか?」



さ「うん!」



り「手作りなんですね。」



竜也「暇だからな、ちっとぐらい手間隙かけたっていいだろ。

佐月、順来るのか?」




さ「そうみたい。お友だちも。」



り「順って?」



さ「わたしのお兄ちゃん。」



竜也「久しぶりに会うな‥‥。」



さ「でしょ。髪の毛茶色にしたんだよ。セットによってはダサいの。」



竜也「似合わねぇな。

ま、りんちゃんも関わりすぎるとパクられちまうぞ。

ばれない程度に遊びな。」




り「はーい!」








遊ぶな、とは言わないのが達也さんだな〜。








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