不良恋愛
むう~。
ひど。
本気で焦ったのに!
カイ「ごめんね。
ほら、気を付けて降りて。」
手をすっと差しのべてくれる。
これは、捕まって降りろ、ということなのかな?
り「あ、はい。」
手につかまって降りる。
カイさん、紳士やな~。
さ「りーん!!
バイク、結構よかったでしょ?」
り「うん!
緊張したけどね!」
さ「あはははは。そりゃあ、そうだよね!!カイさんだもん。総長だし。」
り「でも、すごい紳士だった。」
さ「うん、そうなの。
女の子だけだけどね♪」
一輝「佐月、りんちゃんこっち。」
おいでおいでをしてる一輝さんのほうにはしっていくと
まさにそこは倉庫。
こんなところが本拠地だとは‥。
もっと、bar的なものかと思ってた。
り「おっきいね。」
さ「桜風だからね。いろいろバックアップがいるって噂だし。
なかも、きれいなんだよ。」
り「へ~。男所帯だから、ゴミとか散らばってそうなのに。」
さ「ね。始めて来たときわたしもびっくりしちゃった。」
倉庫の入口は目立たないためにかかなり小さい。
入りにくそう。
カイ「どうぞ。」
ドアをあけて私たちが通るのを待っていてくれる。
り「失礼しまーす。」