不良恋愛

黒いドアをくぐると

なかは大きなエントランスみたいになっている。

さ「広いよね~ここ。」

り「うん。」

一輝「そこはメンバーの憩いのばみたいなものなんだ。
俺たちは二階。」

さ「二階はいれるの!?」

一輝「さつきは久しぶりにだもんな。」

さ「やったー!」

二階とやらはそんなにすごいところなのかな。

さ「りん、二階いこっ!
二階ってね、幹部以上しか入れないの。すごい、レア。」

り「ふぇ~。

わたし、入ってもいいのかな?」

さ「そりゃあ、そうじゃない?

何のために来たのさ。」

カイ「佐月ちゃん、りんちゃん来ないの?」

既に二階にあがっているカイさんから声がかかる。

さ「いま、行きます!

りん、いこ?」

り「うん。」

エントランスの奥にある階段を上り、二階にお邪魔させてもらう。




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