不良恋愛
佐月と歩いているとあからさまに悪口が聞こえる。
わたしも佐月も気にしないけど、度がすぎてると一言怒って通り過ぎるけどさ…。
さ「今日の暴走族のニュースみた?昭和より多いんだって。びっくりだよ!友達も暴走族だったし…。」
り「マジで?今度会いたい!
というより、歩いてれば会うけどね。」
さ「うん。時代ですね〜。」
り「そうですね〜。」
くっだらない話で爆笑するのが楽しい。
クラスでも最悪だけど、私は佐月がいるからこの学校でやっていける。
久しぶりだからかもしれないけど、
かなり冷たい視線をあびた。
「ねー、知ってる凛ってさぁー…」
「まじー!やばくない?それ!」
だれが言い始めたのかしんないけど、
やめてほしい。
さ「うるさい!」
シーーーン
佐月、こわっ!!