不良恋愛


風馬「にしても、カイが女の子連れてくるなんて。

珍しいこともあるね~。」

り「そうなんですか?」

その言葉にちょっと期待してしまう。

海星「ほんま。

よっぽど気に入られてるっちゅうこっちゃな。」

カイ「ちっ。うるせぇ。」

風馬「あー、凛ちゃん、敬語じゃなくていいよ。カイが認めたなら俺らも気ぃ使うことねぇし。

ね?」

他の三人も頷く。

り「あ、ありがとうござ‥ありがとう。」

カイ「誠。調べて欲しいことがある。

黒雷、殺し屋についてだ。」

り「カイ。いいの?」

カイ「ああ。

誠が調べればなんでも出てくる。」

了解、とパソコンをうち始める誠さん。

亮「オイ。殺し屋が俺らに関係してんのか?」

カイ「いや。そうじゃない。けど‥‥。」

ふっとこちらを見てくる。

海星「凛ちゃんが関わってるんか?」

カイ「あぁ。

凛ちゃん、いってもいい?」

り「うん!」








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