不良恋愛


みんなでソファに座って談笑する。


佐月の横は一輝で私の横はカイ。

うん。

ドキドキする。

一輝「二人とも学校はちゃんといけよ?俺らみたいになったら困るから。」

カイ「俺らってなんだ。

俺はちゃんと高校行ってるし。」

り「あれ?一輝行ってないの?」

佐月「一輝はケンカで停学なの。その前もケンカだったし‥。」

少し冷めた目で一輝をみる。

一輝「ちょっ。

五月も凛ちゃんも止めろよその目。

カイだって‥‥‥。」

カイ「え?俺がなにしたって?」

その瞬間カイから殺気が。

一輝「カイってさ、優しい紳士っぽく見えるけどほんとは口も悪いし‥‥。」

一輝、空気読もうよ。

小声で佐月が呟いたのにすでに時遅し。



一輝「えっ?

は、ちょ、ごめんって!!カイ!

俺が悪かったぁぁっ!」



うぁぁぁっ


と鈍い音とともに一輝の断末魔が聞こえた。







< 48 / 68 >

この作品をシェア

pagetop