不良恋愛

校舎をでて、大通りを歩く。

り「佐月。佐月ママに連絡しなくていいの?」

さ「大丈夫ー!!家帰らないなんて、しょっちゅうだし!ママももう呆れてるっていう感じ。」

ら「でもさー、よる出歩いてて補導されないなんてすごいよね!?
佐月の天性!!!?笑」

さ「そーかも!お兄ちゃんも族やってるからねー。結構、敏感!
あ!そうそうそう、この前お兄ちゃんついに補導されちゃって!!」

り「うっそー!!なんで!!」

佐月にはお兄ちゃんがひとりいて、順っていう。わたしたちの2つ年上。

さ「それがね、お兄ちゃんたち空手の真似事して遊んでただけなんだけど。喧嘩してるように見えたらしくて!
警察署につれてかれたんだって。」

り「うわー!警察ひど!
ってか、暴走族撲滅、とか言ってるけど無理無理無理。」

さ「ねー。やっけになっちゃって、かっこわりー!」

り「本当よね。

あ!家着いちゃった!」

さ「お!早!」


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